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有給は入社 6 か月で 10 日、取得率は平均 66.9%

二次資料 2026-10-31 · 3 分

年次有給休暇は、入社から 6 か月働いて出勤率が 8 割以上なら 10 日もらえる(労働基準法 第 39 条)。2024 年に会社が与えた有給は 1 人平均 18.1 日、取ったのは 12.1 日で、取得率は 66.9%(厚生労働省、令和 7 年就労条件総合調査)。

法律で決まっている日数

入社からの期間 日数
6 か月 10 日
1 年 6 か月 11 日
2 年 6 か月 12 日
3 年 6 か月 14 日
4 年 6 か月 16 日
5 年 6 か月 18 日
6 年 6 か月以上 20 日

条件は、その期間に全労働日の 8 割以上出勤していること。これは最低の基準で、入社日から付与する会社や、もっと多く付与する会社もある。

年 5 日は会社が取らせる義務

10 日以上の有給がある人には、そのうち 5 日を、基準日から 1 年以内に、会社が時季を決めて取らせなければならない(同条第 7 項)。本人が自分で取った日数は、この 5 日から差し引かれる。

取得率: 会社の規模と業界

1,000 人以上69.0
300 〜 999 人66.8
100 〜 299 人65.5
30 〜 99 人64.9

単位は %。

業界別(取得率の高い順と低い順):

業界 付与日数 取得日数 取得率
電気・ガス・熱供給・水道業 19.5 14.7 75.2%
製造業 18.8 13.7 72.8%
金融業、保険業 19.6 14.3 72.8%
情報通信業 18.9 12.7 66.9%
建設業 18.3 11.1 60.7%
卸売業、小売業 17.5 10.5 59.9%
宿泊業、飲食サービス業 15.9 8.0 50.7%

単位は日。付与日数は繰越分を除く。

1 社ごとの数字は聞ける

「前年度の有給休暇の平均取得日数」は、新卒を募集する会社に求めれば出てくる項目の 1 つ(若者雇用促進法)。業界平均と並べて見る。

最初の会社を辞めた理由で最も多いのは「労働時間・休日・休暇の条件」だった(辞めた理由)。

確かめること

  1. 有給の付与は入社 6 か月後か、入社日からか
  2. 前年度の平均取得日数(会社に求める)
  3. 計画的付与(会社が日を決めて一斉に取らせる制度)があるか。ある会社は 40.8%
  4. 時間単位で取れるか(年 5 日以内、労使協定がある会社)

読むときの注意

出典: 労働基準法 第 39 条(e-Gov 法令検索)/ 厚生労働省「令和 7 年就労条件総合調査 結果の概況」第 5 表・第 6 表。2026-10-31 確認。