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大卒の 3 年以内離職率 31.2%。業界で 11.8% から 49.9% まで
二次資料 2026-10-31 · 4 分
「3 年で 3 割辞める」は平均の話。厚生労働省の最新の集計(2026 年 10 月発表)で、2023 年 3 月に大学を卒業して就職した人の 3 年以内離職率は 31.2%。業界ごとに分けると、11.8% から 49.9% まで開く。
業界別(大卒、2023 年 3 月卒)
単位は %。就職者数 1 万人未満の業界(鉱業、複合サービス事業ほか)は省いた。
1 年目で辞める割合
3 年以内の離職のうち、1 年目までに辞めた人の割合:
| 業界 | 1 年目まで | 2 年目まで | 3 年目まで |
|---|---|---|---|
| 全体 | 10.9 | 21.8 | 31.2 |
| 宿泊業、飲食サービス業 | 20.1 | 37.5 | 49.9 |
| 教育、学習支援業 | 18.2 | 30.5 | 42.3 |
| 情報通信業 | 7.2 | 16.0 | 25.5 |
| 製造業 | 5.3 | 12.1 | 18.8 |
単位は %。どの業界でも、1 年ごとにほぼ同じ幅で増えていく。
情報通信業の中身
IT 系が入る「情報通信業」は 25.5% で、全体より 6 ポイント低い。就職者数は 53,587 人で、医療・福祉(69,844 人)、製造業(65,754 人)に次いで 3 番目に多い。
この分類には、ソフトウェア開発、受託開発(SIer)、通信、放送、出版、Web サービスなどがまとめて入っている。この表では、その中の内訳は分からない。
会社の規模で見ると
業界より大きく開くのは、事業所の規模。
単位は %(大卒、2023 年 3 月卒、3 年以内)。
20 年の推移
単位は %(大卒、3 年以内)。3 年ごとに抜き出し、直近 3 年は毎年。おおむね 3 割前後で動いている。
数字の作り方
- 会社がハローワークに出す雇用保険の加入届から、生年月日と加入日で「新卒の大卒」と推定した人を数えている。
- 事業所単位で数える。入社した事業所を離れれば、理由や次の仕事にかかわらず離職に入る。グループ会社への転籍なども離職として数えられる場合がある。
- 業界は事業所の産業分類。職種(エンジニアか営業か)では分かれていない。
1 社ごとの数字は
業界平均は会社を選ぶ材料としては粗い。応募しようとしている会社の「過去 3 年間の新卒採用者数・離職者数」は、学生から会社に求めることができる(職場情報の求め方)。
出典: 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」(令和 8 年 10 月発表分)/ 同「新規大学卒業就職者の産業別離職状況」「新規大卒就職者の事業所規模別離職状況」の表から計算。2026-10-31 確認。