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グロース市場「上場 5 年で時価総額 100 億円」で何が変わるか
業界分析 2026-10-31 · 5 分
東証グロース市場の上場維持基準は、2030 年 3 月 1 日から「上場 5 年経過後に時価総額 100 億円以上」に変わる。2025 年 6 月時点で 100 億円未満の会社は約 400 社。
東京証券取引所のグロース市場で、上場を続けるための基準が変わる。
何が変わるか
| これまで | 2030 年 3 月 1 日から | |
|---|---|---|
| 時価総額の基準 | 上場 10 年経過後に 40 億円以上 | 上場 5 年経過後に 100 億円以上 |
東証は 2025 年 9 月に見直しを発表した。
届かない会社は多い
単位は社(概数)。別の集計では、2025 年 4 月時点でグロース市場 615 社のうち 447 社、約 72% が時価総額 100 億円未満だった。
小型株の選択肢
基準に届かない会社が取りうる道として、解説記事で挙げられているもの:
- 事業を伸ばして時価総額を上げる
- 基準への適合計画を開示し、猶予期間を使う(検討段階の案として紹介)
- スタンダード市場への市場区分変更を申請する(同)
- M&A で買われる、または上場をやめる
「上場ゴール」は成り立ちにくくなる
上場した日が株価の天井で、その後は下がり続ける。日本の小型 IPO でよく言われる「上場ゴール」は、上場後 5 年で 100 億円という基準の下では続けにくい。
2025 年上期のグロース市場の IPO 件数は前年同期の 34 社から 18 社に減った。この減少が基準見直しだけによるものかは分からない。
就職先として見るとき
小型の上場企業に就職する人にとって、確認しておきたい点:
- 今の時価総額と、上場からの年数
- 上場している市場と、市場区分を変更した経緯
- 中期経営計画の数字が、過去の実績から見て届くものか
出典: 日本取引所グループ 上場維持基準(グロース市場)/ RSM 汐留パートナーズ 解説 / ITmedia ビジネスオンライン(2025-04-11)/ 日本 M&A センター コラム。2026-10-31 確認。