最初の会社を辞めた若者が挙げた理由(3 つまで)で最も多かったのは「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」**28.5%**、次いで「人間関係がよくなかった」26.4%、「賃金の条件がよくなかった」21.8%、「仕事が自分に合わない」21.7%(厚生労働省、令和 5 年若年者雇用実態調査)。大学卒に限ると、労働時間・休日・休暇が **32.8%** で、ほかの理由より 10 ポイント以上多い。

## 全体(15 〜 34 歳、在学していない若年労働者)

```bar
労働時間・休日・休暇の条件 | 28.5
人間関係 | 26.4
賃金の条件 | 21.8
仕事が自分に合わない | 21.7
ノルマや責任が重すぎた | 15.2
結婚・子育て | 12.1
会社に将来性がない | 11.5
健康上の理由 | 9.4
```

単位は %。3 つまでの複数回答。最初の会社を辞めた人を 100 とした割合。

## 大学卒

大学卒で最初の会社を辞めていた人は **34.1%**。辞めた人の理由:

```bar
労働時間・休日・休暇の条件 | 32.8
人間関係 | 22.3
仕事が自分に合わない | 21.6
ノルマや責任が重すぎた | 19.0
賃金の条件 | 17.9
会社に将来性がない | 13.5
結婚・子育て | 13.3
```

単位は %。

## 早く辞めた人ほど「人間関係」と「合わない」

最初の会社にいた期間別:

| 期間 | 人間関係 | 労働時間・休日・休暇 | 仕事が合わない |
|---|---|---|---|
| 3 か月未満 | **52.3** | 40.8 | 42.1 |
| 3 〜 6 か月 | 40.1 | 32.5 | 29.6 |
| 6 か月 〜 1 年 | 37.4 | 32.4 | 34.6 |
| 1 〜 2 年 | 25.1 | 29.1 | 20.7 |
| 2 〜 3 年 | 23.1 | 30.3 | 18.8 |

単位は %。3 か月未満で辞めた人の半数以上が人間関係を挙げている。

## 別の調査: 2025 年に転職した 20 〜 24 歳

厚生労働省の令和 7 年雇用動向調査(転職入職者が前職を辞めた理由、1 つ回答)から 20 〜 24 歳:

| 理由 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 労働時間、休日等の労働条件が悪かった | 12.4% | **18.8%** |
| 給料等収入が少なかった | **13.8%** | 5.3% |
| 職場の人間関係が好ましくなかった | 10.3% | 10.3% |
| 仕事の内容に興味を持てなかった | 6.3% | 3.5% |
| 能力・個性・資格を生かせなかった | 3.5% | 6.4% |
| 会社の将来が不安だった | 2.4% | 5.7% |
| その他の個人的理由 | 26.5% | 28.7% |

「その他の個人的理由」を除くと、20 〜 24 歳の男性は給料、女性は労働時間・休日が最も多い。転職した 20 〜 24 歳の 55.2% は賃金が増えていた([転職と賃金](#/a/tenshoku-chingin))。

## 入る前に確かめられること

| 辞めた理由 | 入る前に見るもの |
|---|---|
| 労働時間・休日・休暇 | 月平均所定外労働時間、有給休暇の平均取得日数は会社に求められる([若者雇用促進法](#/a/wakamono-koyou))。固定残業の時間数([固定残業代](#/a/kotei-zangyou)) |
| 賃金 | 固定残業代を除いた基本給([初任給の統計](#/a/shoninkyu)) |
| 人間関係 | 配属先の人と話す機会。OB・OG 訪問、カジュアル面談([OB・OG 訪問](#/a/ob-houmon)) |
| 仕事が合わない | 5 日以上の就業体験があるインターンシップ([4 類型](#/a/intern-4type)) |
| 会社に将来性がない | 有価証券報告書の「事業等のリスク」([企業研究](#/a/kigyou-kenkyu)) |

業界ごとの 3 年以内の離職率は[別の記事](#/a/rishoku-gyoukai)。

## 読むときの注意

- 調査は 2023 年。最初の会社を辞めた理由を、辞めた後に本人が答えたもの。
- 複数回答なので、合計は 100% にならない。

<p class="note">出典: 厚生労働省「令和 5 年若年者雇用実態調査の概況」(3)初めて勤務した会社をやめた主な理由(表 17)/ 厚生労働省「令和 7(2025)年雇用動向調査結果の概況」表 5。2026-10-31 確認。</p>
