国の指針は、新卒の採用枠に、卒業した人も**卒業後少なくとも 3 年間**は応募できるようにするよう会社に求めている(青少年雇用対策指針)。卒業後おおむね 3 年以内なら、学生向けの専門のハローワーク「新卒応援ハローワーク」(全国 **56 か所**、2025 年 8 月現在)も使える。

## 指針の文

> 意欲や能力を有する青少年に応募の機会を広く提供する観点から、学校等の卒業者についても、学校等の新規卒業予定者の採用枠に応募できるような募集条件を設定すること。当該条件の設定に当たっては、学校等の卒業者が卒業後少なくとも三年間は応募できるものとすること。
>
> — 青少年の雇用機会の確保及び職場への定着に関して事業主…が適切に対処するための指針(東京労働局 資料 所収)

同じ指針は、新卒の募集では、できる限り年齢の上限を設けないことも求めている。

ユースエール認定([ユースエール](#/a/youth-yell))でも、少なくとも卒業後 3 年以内の既卒者が応募できることが基準の 1 つになっている。

## 新卒応援ハローワーク

| | 中身 |
|---|---|
| 対象 | 大学(院)・短大・高専・専修学校などを卒業予定の学生と、卒業後おおむね 3 年以内の人 |
| 場所 | 各都道府県に 1 か所以上、全国 56 か所(2025 年 8 月現在) |
| 相談 | 新卒者の就職支援を専門とする「就職支援ナビゲーター」が担当者制で相談に応じる |
| 費用 | 無料(ハローワークの職業紹介) |

就活サイトの紹介と違い、ハローワークは国の機関で、会社からも学生からも手数料を取らない([誰が払っているか](#/a/muryou-dare))。

## 既卒で応募するとき

1. 募集要項の対象に「既卒者可」「卒業後 3 年以内」があるか。書いていなければ採用担当に聞く
2. 卒業してからの過ごし方を、短く説明できるようにしておく
3. 新卒応援ハローワークで、既卒者が応募できる求人を探す

## 読むときの注意

- 指針は会社への要請で、すべての会社が既卒者を新卒枠で受け付けているわけではない。
- 新卒応援ハローワークの場所と数は変わることがある。最新は厚生労働省のページで確かめる。

<p class="note">出典: 東京労働局「若者雇用促進法」事業主向け資料(青少年雇用対策指針の抜粋、ユースエール認定基準)/ 厚生労働省「新卒応援ハローワーク」/ 厚生労働省「LO活」記事(2025 年 8 月現在 56 か所)。2026-10-31 確認。</p>
